あとがき
2013-04-08
あとがきこれにて憑依奮闘記は完結です。 いやぁ、長かった。 予想以上にかかりました。 やはりSS作家の敵はリアルですね。 正直、もっと速く終わるつもりだったのにこんなにかかるなんて……なんてこったorz
最後まで読んでくれた人、拍手やコメントをくれてた人、ありがとうございました。 少しでも暇つぶしになれたのなら幸いです。
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憑依奮闘記3 エピローグ
2013-04-08
――通称『魔導王』事件。秘匿されるべき事件としてしか処理できない前代未聞の歴史的怪事件であり、公表されれば管理世界が転覆するとまで言われているこの事件は、オブザーバーとして次元世界でも有名になった発掘を生業にする考古学の一族を招いての検証が行われた。
とある狼の苦行日 (没ネタ
2013-04-08
注意三部三章にて、トラスが作成していた別ルートでの一コマ。
クライドが牢屋に入らずにヴァルハラへ戻った後、リンディが少女に戻され、クライドを頼って来たルートになります。 そこで、クライドがペルデュラボーの協力のもと闇の書にリンディを蒐集。 決戦になるまでの間カグヤの別荘にリンディと引きこもっている間の一部です。 諸般の都合により、クライド独房ルートを採用したので没になってましたが、せっかくなのでUPします。似たようなシーンが別にありますが気にしない方向でお願いします。
憑依奮闘記3 外伝秘話
2013-04-08
少しだけ、終わるまえに触り程度の昔話をしよう。
ずっと昔、大昔。
それは、もはや誰も知らない物語のその序章。
時の濁流に埋もれて消えた、彼女たちのストーリー。
憑依奮闘記3 第七章
2013-04-08
遠慮はない。 手加減も無い。 ただただ、刃を振るって甘え続ける。 同時に、忘れ得ないために目を凝らして対峙する剣士の技を盗みにかかる。 見よう見真似の剛剣ではなく、獲物に沿った正しき動きを自らに取り入れていく。数合も打ち合えない。 刃が弾かれ、体制を崩される。 あるいは、寸止めの刃で仕切りなおす。 それを繰り返す度に、心の空隙を埋めるものがあった。 過去ではなく、今この瞬間が埋めていく。 元来人間に備わっている未来への歩みが、意思を得て空隙の中へと顕在化。 かつてないほどの満足感が、彼を満たした。
憑依奮闘記3 第六章
2013-04-08
「――これが、現在の戦況というところかな。 質問がある者はいるかな」
艦船トライデントのブリッジで、空間モニターを見せながらペルデュラボーが尋ねた。 彼だけは昨夜のうちにヴァルハラの次元ステーションからトライデントで出航し、ミッドチルダへと艦を進ませていたのだ。 そして管理局の戦いぶりを観察しながら経過をまとめ、後からやってきたクライドたちに現状を伝えた。 ペルデュラボーが見回していると、スッと手を上げる者が居た。 クライドだ。
憑依奮闘記3 外伝L
2013-04-08
――ラプラスエミュレータ限定駆動。――俺の魔導書<マイブック>内部プログラムリンク開始。
――フィールド選択『街中』で季節は春。 天気は快晴。
――リンク人数……2。
――強制没入<ダイブ>開始。
憑依奮闘記3 第五章
2013-04-08
――時空管理局本局、無限書庫。管理世界に内包された世界の情報が集う場所。 そこへ足を踏み入れた者は、まず第一にその莫大な本の数に圧倒される。 だが、その場所の管理といえば現在は相当に杜撰である。 単純に冊数が多すぎるというのもあるし、気の遠くなるほどの数の本をどうにかしようと意気込むほどの猛者がいないのが現実だ。 管理局員が利用したり、一般人が閲覧に来ることはあるが、余りの本の多さに年単位でチームを組んで探し物をするほどである。 名前の通り、図書館としてではなく書庫として機能しているだけの場所だった。
憑ポ (没
2013-04-08
※注意 これは三部終了後の小ネタです。諸事情により会話文章オンリーの仕様ですのでご注意ください。また、これは憑ポであってなのポではありません。 それっぽい雰囲気をお楽しみ下さい。