あとがき
2013-04-08
あとがきこれにて憑依奮闘記は完結です。 いやぁ、長かった。 予想以上にかかりました。 やはりSS作家の敵はリアルですね。 正直、もっと速く終わるつもりだったのにこんなにかかるなんて……なんてこったorz
最後まで読んでくれた人、拍手やコメントをくれてた人、ありがとうございました。 少しでも暇つぶしになれたのなら幸いです。
つまらんかった人やら耐え切れずにブラウザバックした人はすいません。 もっと楽しいSSを探すか、自分で楽しいと思う作品を書いてくださいとしか言えません。
まぁ、SSなんて人それぞれ好みがありますからしょうがない部分かもしれませんが一人でも楽しめる人が居てくれたらトラスは嬉しいです。 所詮は自己満足の世界ですけど、きっとそういうもんだと私は思いますので。
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以下、つまらない呟きですので興味ない人はスルーしてください。
・憑依奮闘記の題名について
クライド君が憑依してたからでもありますし、奮闘記のラスボスであるフィーア・アクセルのせいでこんなタイトルになってました。
まぁ、どっちかといえば後者向けのタイトルなんですよね。 もっとセンスがあればいいのが浮かんだのかもしれませんが、しょうがないですかねぇ。
・奮闘記ってなんで二部、三部と続いたん?
転生モノはまぁ、純粋に転生しただけとかいう設定ならともかくとして憑依とかするとしても理由が欲しかったからです。 なんていうか、トラスなりの抵抗と解釈してくださればありがたいかと。
物語に意味を持たない憑依や転生はそれこそ意味がないわけで、意味を持たせるために必要だと考えて設定ぶち込んでたら膨れ上がりました。 憑依でも転生でも理由が無いと胡散臭いと個人的には思っちゃいますしねぇ。 手抜きしなかったと取るよりも、アホな作者なりに風呂敷を畳もうと個人的な抵抗をしたという風に思ってもらえればしっくりくるような気がします。
意味を持たせない物語で突っ走るにしても、気にさせない程の勢いとかインパクトが欲しいと思うんですが、そんなものが私に用意できたかは謎ですし。
一部のアレだけで終わるのなら『俺たちの戦いはこれからだ! エンド』でしょうかねやっぱり。 そのときはカグヤとか捏造したオリ設定なんて必要ないように別の展開や理由が必要でしたが、当時は特に詳しい設定が無かったアルハザードやらベルカに着目。 妄想が爆裂したのでこんなSSになりました。
・なんでリンディさんをヒロインに?
当時はクロスとかが流行してた気がします。 或いは、もっと純粋にユーノやらクロノを使った恋愛物でしょうか。 原作再構成モノや、キャラの魔改造もの、性格改造やTSモノなども沢山あった気がします。
その中で、やっぱりやるとしたら同じものじゃつまらない。 友人の進めでニコニコ動画のフルボッコシーンを見てなのはに嵌り(実は砂漠でのフェイトとシグナムの戦闘シーンだけはちらっとみたことがあったけど、題名さえ知らなかった)、それでちょっとSSに挑戦してみようかなと思った頃には三期やってました。 で、ユーノ出番少ないなぁとか、エイミィさんどうなってんだ、とかそういえばリンディさんすげー若いよなぁとか、書くならやっぱフェイトそんかぁ、などと色々思ってましたが気づきました。
リンディさんのSSが少ねぇぇぇと!
というか、長編でリンディさんがメインヒロイン張ってるのってどれだけあるでしょうね? しかも九歳児からの奴。
他にもアルフとかエイミィさんとかマリエルさんとかアレックスとか名も無き武装局員でも良かったけど、俺がやるならリンディさんだなと。 しかも誰もやってないのと考えて頭を捻った結果リンディさんの子供時代ならどうだ! みたいな感じで決定。 でも、そのせいでうちのリンディさんは凶悪になってしまいました。
魔力炉のバックアップでデストーションシールド張れる=高魔力を制御できるレベルの魔導師か? という単純な論法で高ランク魔導師! しかもあんまり激しい運動してそうなイメージがないぐらいのおっとり天然系みたいなイメージからクロノとちょっと違うタイプを想像。結果として辿り着いたイメージがスティンガーブレイドで、弾幕でいいじゃん、みたいな感じです。 薙刀はリンディさんにクライドみたいに殴ったり蹴ったりさせたくなかったからですかね。 日本の文化好きそうだし(お茶のせい)もあって、そんなに個人的には違和感がなかった。 着物が超似合いそうなミッド人、それがうちのリンディさんです。
そういえば、劇場版設定だとAA+の補助型……なんでしたっけ? ……そりゃ、コメントでびっくりしたという人が出ますよね。 知らなかったとはいえ、とんでもないことをしたのものです。まぁ、もう遅いですが後悔はないっすねw 別にリンディさんが強くてもいいじゃない!
・グリモア君について
本当は二部の決戦でクライドの目の前で死んでもらうつもりでした。 生き残ってしまったのはトラスの甘さです。ただ、それをやると2部Bルートで確定してしまう上に、クライドがリンディさんへの未練よりもグリモア君への罪悪感と贖罪のために動きそうなイメージが頭から離れず、殺せませんでした。 インフレした戦いにおいて、クライドを戦場に立たせるためのギミックとして機動砲精の力が必要だったので生き残ってもらいました。 小細工は成功しないと呆気なくやられなければならないという宿命も背負っていますし、ならばずっと成功し続けるわけもなし。
それで、破壊され管理局に回収されたグリモアの残骸を回収するために奮闘するクライドなんてダークなルートは奴に似合いそうにも無いでやめました。 まぁ、グリモアルート作るならそっちでも問題はなかったのですがw
・カグヤについて
設定上絶対に諦めず、最後まで戦い抜くというとんでもない役割を与えられたせいで無敵超人になりました。 あれぐらいないと単独でうごけねーでしょう。 三部では決戦のラストで役割をネタバレされ、人生を無意味にされた挙句に最後には欠落させようかなとも思ってましたが……駄目でした。これもトラスの甘さですかね。
おかしいな、それでもレイスとレイヴァンとカルディナとフィーア(情報憑依版)と他魔導師さんたちで袋叩きにしてやろうと思っていたのに、アレイスターがでしゃばったせいかインパクトが薄れた? いや、ちゃんと偽フィーアに止めをさせたから十分……かな。 でもまぁ、一回ぐらいは絶体絶命のピンチに叩き落したかったかなぁと思います。今更ですが。
・未回収フラグについて
いくつかありますし、エピローグラストで三脳が暗躍してるようにシュナイゼルと関係ないイベントは遂行されるだろうなぁという流れですかね。 使うとして、その時には憑依奮闘記のタイトルは付けられないしょう。
・原作まで行かなかった
無印・A’S・stsに奮闘記の流れで話しを作るとして、続きを書くとしても主人公の変更が必要です。 まぁ、フラグ消化のためにあの男がチラチラと暗躍するかもしれませんが、きっと若いモンに任せるでしょう。 ただし、確実に原作はブレイクされますね。
個人的にはティアナをクライドと会わせたら楽しそうだなぁと思います。 模擬戦で一度も見せたことがないマジックガンをなのはさんにぶっ放すティアナ。 ガンナックルやバンカーナックルで奇襲してティアナの仇を取るスバル……なんか、違いますよね。 そもそもあのシーンは弄るにしても難度が高すぎる。 高レベルのSS書きじゃないと、グダグダになりそうです。
ていうか、副隊長がいねーよ六課。 医療班にシャマル先生がいないとか悲劇だろ! 誰が優しく看病してくれるんだ!? 修理的な意味でマリエルさんか!? そもそもはやてが魔法少女になれるのか!? というレベルから構築して作るとなるとやっぱり魔改造シナリオですねw いっそ、六課とか無くて聖王教会と本局執務官、及び現地局員での合同捜査とかにすればいいかもしれません。 まぁ、やっぱり考えるのは楽しいですねぇ。 纏めるのは難しいですけど、ネタ考えると楽しい。 他の人が受け入れられるかは別として、なのはにハマッたという事実はあるわけで、SSを書いているというよりはなのはシリーズを魔改造して遊んでいる、というのがトラスのSSの実情なのかもしれません。
・レイハさんってクライドと相性悪いのか?
多分最悪に悪いでしょう。 そもそも砲撃特化(?)のレイハさんを使いこなせる技量がクライドにはないですから。 フレスタと組ませたら楽しそうですけど、スクライア一族のユーノが持ってたものですから、クライドが持つよりもミーアが持ってるのが自然です。 ただ、ミーアとも攻撃に関しては相性が悪い。 防御系だと最高に相性がいいという感じだと思ってます。 ていうか、なのはさんの防御が硬いのってスクライア一族のシールドプログラムのせいですかねやっぱ。ユーノとかヴィータのハンマーを止めてたりしてたし……あの一族、絶対に防御支援に特化した極端な才能あるんじゃないかなと妄想したり。 まっ、リンディさんが使う分には問題ないでしょうけど。
杖使わせてますし別に遠距離戦ができないわけでもない。プログラムもミッド式ならリリカル・リンディさんも大丈夫だと思います。 強いて言うなら、どうしてロリンディにレイハさんをもたせなかったのか? という問題でしょうか。 書き終わってから気づきましたが過去の自分をぶん殴ってやりたいところです。
・完結作品ゲットだぜ!
SS作家の目標に掲げられることの多い完結達成。 完成しない良作よりも、完成した駄作。などという言葉を聴いたことがあります。 まぁ、人によって異論がありそうですが完結させられるのは良いことでしょうw 読みきりを除けば、そういえばこれが始めてなんですよね。気のせいかもしれませんが、これでようやくトラスは二次SS作家を名乗れるのかもしれません。今まではきっと、それ以下の何かです。 ……すいません、喜びの余り調子乗ってますね。